源頼朝ゆかりの満福寺を知っていますか?
満福寺は、江ノ電腰越駅のすぐ近くにあり、長い歴史を持つお寺です。
腰越駅周辺で観光スポットを探している方には、「満福寺」がおすすめです。
満福寺
満福寺の特徴は、源義経のゆかりのお寺ということ。
開山は行基。774年。真言宗大覚寺派のお寺。
満福寺には、頼朝に書いた腰越状と呼ばれる手紙があります。
壇ノ浦の戦いで平家を討伐したことで、頼朝が怒り鎌倉入りを止め、その時に書いたのが「腰越状」です。
こちらが腰越状の下書きのようです。 (弁慶の筆跡 )
腰越状のいわれも書かれていて、満福寺の貴重な展示物です。
また、腰越状だけでなく、天井の彫り物があります。行基が厄病追放に用いた「瑠璃光水」もあり、満福寺は見どころ満載のお寺です。
満福寺はどんなお寺なの?
駅前の通りを出て海の方へ進んでいくと満福寺の案内板が出てきます。
案内板のところを曲がると、踏切があり、そのすぐ先にお寺へと続く階段があります。
江ノ電の踏切のすぐ横が参道になっています。電車と参道という組み合わせが新鮮でした。
階段を上ると門があり、目の前には満福寺の本堂があります。
本堂の脇には、弁慶の手玉石がありました。
他には弁慶の腰かけ石もあります。弁慶ゆかりのものが多いです。
本堂も見学ができ、有名な 「腰越状」 は中に展示してあります。
本堂の入り口横には、参拝者用の窓口があります(寺務所)
御用の方は鐘を鳴らしてくださいと書かれているので、鐘を鳴らします。
寺務所で参拝料を支払って、靴を脱いで入ります。
ふすまには、義経の絵が描かれていました。いくつかの種類があります。
天上絵もありました。
天井には、鎌倉彫で色漆を使った絵が描かれています。花の絵になっています。このようなものがあるとは思っていなかったので驚きました。
満福寺は、義経のゆかりのお寺で、腰越状が有名です。弁慶に関する物や天上絵などもあり、みどころのあるお寺です。
満福寺の御本尊は、薬師如来で行基が建立したと言われ、薬師如来は、病気を治す仏様として知られています。
鎌倉の腰越周辺を観光する時は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
お寺の入口の踏切は写真撮影のスポットになり、電車を入れるといい写真が撮れると思います。
満福寺のアクセス
住所:神奈川県鎌倉市腰越2丁目4−8
9:00~17:00
最寄りの駅は江ノ電 腰越駅
腰越駅から徒歩5分ほど
拝観料:200円
いかがでしたか?
今回の記事では、「満福寺」を調べてみました。
旅行やお出かけの際の参考になればと思います。