京都嵐山にある華厳寺(けごんじ)は、通称「鈴虫寺」として親しまれています。
一年中美しい鈴虫の鳴き声を聞くことができる珍しいお寺で、多くの参拝者が訪れる人気スポットです。
今回は実際に鈴虫寺を訪れた体験をもとに、魅力や見どころ、注意点について詳しくご紹介します。
鈴虫寺とは?

鈴虫寺は正式名称を華厳寺といい、京都市西京区の嵐山エリアに位置しています。
お寺で鈴虫を飼育しており、季節を問わず美しい鈴虫の音色を楽しむことができることから「鈴虫寺」の名前で広く知られています。
鈴虫寺は、ホームぺージがしっかりしていて分かりやすいので、ここではホームページにない情報を書いています。
たくさんの見どころがありますか、3つにまとめると以下のような感じです。
鈴虫が見れる

鈴虫がたくさんいて、鈴虫のきれいな鳴き声を1年中聞くことができます。
お庭も見ることができ、見晴らしの良い場所からは京都タワーも見え、景色を楽しめます。
説法が楽しい

鈴虫寺の中に入った畳の部屋で、お茶菓子付きで説法が聞けます。
2回目でしたが、前回と内容が変わっていて、楽しめました。
説法される方は前回とは違っていて、数人いるようです。
複数の住職が交代で説法するため、内容が毎回異なりリピーターでも新鮮に楽しめます
願いが叶う

どんな願いも一つだけ叶えてくれるというお地蔵さん(幸福地蔵)がいます。
幸福地蔵さんは、わらじを履いているのが特徴です。
お願いの作法は説法の際に詳しく教えてもらえるので、しっかりと聞いておきましょう。
私の周りでは、ここでお願したことが叶ったという方が多いです。
鈴虫寺の注意点
鈴虫寺にはいくつかの注意点があります。
まず、時間の余裕をみた方がいいです。
土日祝日は混み合うことが多く待ち時間が長いことがあります。
(拝観受付は16:30まで、所要時間:約30分)
特に、行楽シーズンはかなり長い行列ができますので注意してください。
門を越えて道路の橋があるところまで行列ができることがあります。
鈴虫寺までは、松尾大社駅から15分ほど歩きます。
そして、最後は80段の石段があります。

最後は、100mほどの階段があるので,歩きやすい靴で行った方が良いです。
足元には十分気をつけてください。
鈴虫寺の駐車場は、お寺の入り口の横にあります。

坂を登った所が参拝者用駐車場です。
金額:500円
シーズン中は混雑するので、満車の可能性が高いです。
また、駐車場までの道は狭めで、人もたくさん歩いているので注意が必要です。
ここに以外にも周辺にコインパーキングがあります。(例:20分/330円 土日祝)
<その他の注意点>
・説法を受ける部屋、鈴虫の撮影禁止
時間に余裕を持った計画を立てるといいです。
鈴虫寺に訪れた感想
11月の土曜日午前中に訪問しました。
朝10時頃に到着したところ、朝からの行列も落ち着き、スムーズに入場できました。
2回目の訪問でしたが、前回とは異なる説法で、内容も全く違っていて新鮮でした。
思わず笑ってしまうようなユーモアに富んだお話で、仏教の教えが身近に感じられました。
3回目は平日の月曜日の14時ごろ。
行列はなく、待ち時間なしでスムーズに案内されました。
平日は空いている可能性が高いです。リピーターも多く参拝者の多いお寺です。
法話の開始時間は決まっていいるため、参拝するタイミングによっても待ち時間が異なります。
詳しくは公式サイトで確認してください
鈴虫の美しい鳴き声に包まれながら、説法を聞き、お参りをし、景色を眺める—まるでアトラクションのような充実した体験ができる特別な場所です。
鈴虫寺のアクセス
住所: 京都府京都市西京区松室地家町31
拝観時間:9:00~16:30
拝観料:500円
御朱印もあります(500円)
交通アクセス
- 電車:阪急嵐山線「松尾大社駅」下車、徒歩15分
- バス:京都バス「鈴虫寺」バス停下車、徒歩3分
- 車:参拝者駐車場あり(500円)
バスは京都駅から1時間ほどかかります。
まとめ
鈴虫寺は、美しい鈴虫の音色、心に響く説法、願いを叶えるお地蔵様という3つの魅力が詰まった、京都でも特別なお寺です。
混雑することも多いですが、それだけ多くの人に愛され続けている証拠でもあります。
【混雑対策】
平日
- 比較的スムーズに入場可能
- 待ち時間:10〜20分程度
土日祝日
- 特に混雑し、長時間の待機が必要
- 待ち時間:1〜2時間以上の場合も
- 行列が門を出て道路まで続くことがあります
混雑回避のコツ
- 平日の午前中がおすすめ
- 開門時刻(9:00)に合わせた早めの到訪
- 拝観受付は16:30まで(法話時間要確認)
※公式サイトの混雑予想カレンダーをチェックしてください。
京都観光の際は、ぜひ時間に余裕を持って鈴虫寺を訪れてみてください。きっと心に残る素敵な体験ができるはずです。
この記事が旅行やお出かけの際の参考になればと思います。