金沢駅からひがし茶屋街までバスでどう行くのか、乗り場や料金、雨の日でも濡れずに移動できるのか。
初めてだと意外と迷うポイントです。
実際に歩くと約2.5km・30分ほどかかりますが、バスなら約10分で橋場町まで運んでくれます。
とはいえ「周遊バス・路線バス・JRバスのどれに乗ればいいの?」「ICカードは使える?」など、つまずきやすい点もいくつかあります。
この記事では、金沢を実際に歩いて調べた立場から、次のことがわかるように整理しました。
- 金沢駅からひがし茶屋街までの最短ルートと所要時間
- 3種類のバス(周遊・路線・JR)の違いと選び方
- 片道運賃と1日フリー乗車券がお得になる条件
- 雨の日でも濡れにくいのりばへの動線と、屋内で楽しめるスポット
読み終えるころには、雨予報でも迷わず橋場町へ向かえるはずです。それでは見ていきましょう。
金沢駅からひがし茶屋街へはバスで約10〜15分【まず結論】

金沢駅からひがし茶屋街までは直線で約2.5km。
最寄りの「橋場町(はしばちょう)」バス停まで城下まち金沢周遊バスの右回りで約10分、そこから徒歩約5分で到着します。
最速はタクシーで約10分、時間に余裕があれば徒歩約30分の道のりです。
雨の日は傘を差しての徒歩がつらいので、屋根のあるのりばから乗れるバスが現実的な選択になります。
まずは手段ごとの早見表で全体像をつかんでください。
所要時間・距離・運賃の早見表
| 手段 | 所要時間 | 料金(片道・大人) | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
| 城下まち金沢周遊バス(右回り) | 約10分+徒歩5分 | 220円 | 観光客の定番。赤い車体が目印 |
| 北鉄一般路線バス(橋場町経由) | 約10〜15分+徒歩5分 | 約220円 | 本数あり。交通系ICは使えない点に注意 |
| JRバス ひがし茶屋街ライナー | 約17分 | 約220〜230円 | 「ひがし茶屋街」直結。本数は少なめ |
| タクシー | 約10分 | 約1,000〜1,500円 | 荷物が多い・子連れ・急ぎに最適 |
| 徒歩 | 約30分 | 無料 | 晴れた日の街歩き向き |
※運賃・所要時間は変動します。最新の公式情報を確認してください。
金沢駅から兼六園・近江町市場・21世紀美術館など、他の観光地への行き方もまとめて知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
金沢駅から主要観光地への行き方|兼六園・近江町市場・ひがし茶屋街まで何分?
雨の日にバス移動がおすすめな理由
雨の日は、傘を差したままの徒歩30分が体力的にも気分的にも負担になります。
バスなら座って移動でき、足元も荷物も濡れにくいのが利点です。
金沢駅東口のバスターミナルは屋根付きで、駅構内から大きく濡れずにのりばへ向かえます。橋場町で降りてからひがし茶屋街までの徒歩は約5分なので、雨に当たる時間を最小限にできます。
最短重視ならタクシー、コスパと観光重視なら周遊バス(右回り)。雨の日は「屋根付きのりば→バス→徒歩5分」で濡れる時間を短くできます。
どのバスに乗る?周遊バス・路線バス・JRバスの選び方
金沢駅からひがし茶屋街へ向かうバスは大きく3種類。
観光向けの「城下まち金沢周遊バス」、本数の多い「北鉄一般路線バス」、直行性の高い「JRバス ひがし茶屋街ライナー」です。
初めての方には、乗り場がわかりやすく観光地を巡れる周遊バスが無難です。
それぞれ料金や決済方法、停まる乗り場が違うので、順に見ていきます。
金沢駅からひがし茶屋街へ行くなら右回り?左回り?

金沢駅からひがし茶屋街へ行くなら、城下まち金沢周遊バスの右回りルートを選ぶのがおすすめです。
右回りは金沢駅を出たあと、近江町市場方面を通って橋場町(ひがし・主計町茶屋街)へ向かうため、比較的早く到着します。
一方、左回りは香林坊・にし茶屋街・兼六園方面を回ってからひがし茶屋街方面へ向かうため、金沢駅から直接行くには遠回りになります。
のりばは同じ7番のりばなので、乗車前に「右回り(RL)」かどうかを行き先表示や係員の案内で確認しましょう。
城下まち金沢周遊バス(右回り=赤がおすすめ)
城下まち金沢周遊バスは、金沢駅東口を起点に主要観光地をぐるりと巡る観光バスです。
右回り(赤い車体)と左回り(緑の車体)があり、金沢駅からひがし茶屋街へは右回りのほうが早く着きます。
運賃は1乗車220円 。
右回りは約15分間隔で運行し、1周は約40〜45分です。整理券は不要で、降車時に運賃を支払います。
北鉄一般路線バス(橋場町経由)
「橋場町」を経由する北鉄の一般路線バスでも、ひがし茶屋街へ行けます。本数が多く、周遊バスの列が長いときの選択肢になります。
ただし注意点が2つ。
1つは、一般路線バスは乗車時に整理券を取り、降車時に整理券と運賃を支払う「うしろ乗り・あと払い」方式であること。
もう1つは、後述するとおり全国交通系ICカードが使えないことです。
JRバス「ひがし茶屋街ライナー」
西日本JRバスが運行する「ひがし茶屋街ライナー」は、その名のとおりひがし茶屋街方面へ向かう便です。
金沢駅東口の4番のりば から発車し、所要は約17分。
本数は毎時1本程度と多くはありませんが、発車時刻が合えば乗り換えなしで快適です。事前に時刻を調べてから使うのがおすすめです。
3種バス比較表
| 項目 | 周遊バス(右回り) | 北鉄路線バス | JRバス ライナー |
|---|---|---|---|
| 金沢駅のりば | 7番 | 6番ほか | 4番 |
| 所要時間 | 約10分 | 約10〜15分 | 約17分 |
| 運賃(大人) | 220円 | 約220円 | 約220〜230円 |
| 運行間隔 | 約15分 | 路線により変動 | 約60分 |
| 整理券 | 不要 | 必要 | 不要 |
| 交通系ICカード | 使える | 使えない | 使える |
| おすすめな人 | 初めて・観光重視 | 本数重視 | 直行で座りたい |
金沢駅東口バスのりばと、雨でも濡れにくい動線

金沢駅でバスに乗るなら、観光地行きが集まる東口(兼六園口)のバスターミナルへ向かいます。
周遊バスは7番のりば、JRバスは4番のりばが目安です。
東口は屋根のあるエリアが広く、雨の日でも比較的濡れずにのりばへ近づけます。駅構内の案内に従えば初めてでも迷いにくい構造です。
のりばの位置関係
周遊バス専用ののりばには「ひがし茶屋街」と大きく表示があり、観光客の列ができていることもあります。
JRバスや路線バスののりばは隣接しているので、目的のバスを表示で確認してから並びましょう。
雨でも濡れにくいのりばへの行き方
金沢駅東口は「もてなしドーム」の大きなガラス屋根に覆われており、駅構内からバスターミナルへ大きく濡れずに移動できます。
のりば付近にも屋根があるため、待っている間も雨をしのげます。
東口の屋根付きエリアを使えば、傘を差す距離はごくわずか。のりば番号は当日表示で最終確認を。
橋場町バス停〜ひがし茶屋街の歩き方(徒歩約5分)
ひがし茶屋街の最寄りは「橋場町」バス停。
周遊バス右回りなら、ひがし茶屋街に最も近い乗り場に着きます。そこから浅野川沿いを進み、徒歩約5分でひがし茶屋街の入口です。
橋場町には複数の乗り場が点在しているため、降りる位置によって徒歩距離が変わる点に注意します。
橋場町は乗り場が複数。周遊バスは茶屋街に近い場所へ
橋場町バス停は5つの乗り場に分かれており、それぞれ少し離れています。
城下まち金沢周遊バスの右回りは、ひがし・主計町茶屋街に最も近い乗り場に到着するため、降りてすぐ茶屋街方向へ歩けます。
一般路線バスはやや離れた乗り場に着くことがあり、降りてから少し歩く場合があります。
浅野川沿い〜中の橋の徒歩ルート
バスを降りたら、浅野川沿いに進みます。
川に架かる橋を渡ると、まもなくひがし茶屋街の石畳の通りが見えてきます。人の流れができているので、初めてでも迷いにくいルートです。
バス料金とお得な1日フリー乗車券
金沢駅からひがし茶屋街までのバス運賃は、片道220円が目安です。
支払いはバスの種類で使える手段が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
複数の観光地を巡るなら「金沢市内1日フリー乗車券」が便利。価格は大人800円で、4回以上乗るなら元が取れる計算です。
片道運賃と支払い方法(ICカードの落とし穴)
運賃は周遊バスで1乗車220円 。
ここで覚えておきたいのが、ICカードの可否がバスで違うことです。
ICカードの可否
- 城下まち金沢周遊バス … 全国交通系ICカード(Suica・ICOCA等)が使える
- JRバス … 全国交通系ICカードが使える
- 北鉄の一般路線バス … 全国交通系ICカードは使えない(北鉄ICカード「ICa」・現金・クレジットカードのタッチ決済のみ)
路線バスに乗るつもりでSuicaだけ用意していると支払えないことがあるので、現金かタッチ決済のクレジットカードも準備しておくと確実です。
金沢市内1日フリー乗車券は何回乗れば得か
「金沢市内1日フリー乗車券」は、城下まち金沢周遊バス・金沢ふらっとバス・指定エリア内の北鉄路線バス・JRバスなどが1日乗り放題になる乗車券です。
価格は大人800円・子ども400円
1乗車220円換算で4回以上乗るならお得になります。提示で市内の観光施設の入場料割引が受けられる特典もあります。
時刻表・運行間隔と雨天時の混雑・遅延

バスは時刻と運行時間を押さえておくと計画が立てやすくなります。
とくに城下まち金沢周遊バスは運行時間帯が限られるため、夜の利用予定がある場合は注意が必要です。
雨の日や観光シーズンは利用者が増え、渋滞で遅れることもあります。余裕を持った行動が安心です。
周遊バスの運行時間
城下まち金沢周遊バスは、右回りが概ね8:30〜18:00、左回りが概ね8:38〜18:00ごろの運行です。
右回りは約15分間隔、左回りは約20分間隔です。
夕方以降は周遊バスの運行が終わるため、夜にひがし茶屋街から戻る場合は一般路線バスやタクシーを使うことになります。
周遊バスは概ね18時ごろまでです。夜のライトアップ後などは路線バス・タクシーの利用を前提にしてください。
週末・観光シーズン・雨天の混雑対策
桜や紅葉の時期、週末は周遊バスのりばに長い列ができます。
雨の日はバス利用者がさらに増える傾向があります。
混雑を避けるなら、午前の早い時間に動くのが有効です。列が長いときは、橋場町に停まる一般路線バスへ振り替える手もあります。運行状況はアプリ「のりまっし金沢」でリアルタイムに確認できます。
周遊バスは概ね8:30〜18:00。夜の移動は路線バス・タクシー前提で。混雑時は早朝+アプリ活用が効きます。
ひがし茶屋街から金沢駅へ戻るバス

帰りも橋場町からバスで金沢駅へ戻れます。
周遊バスの右回りで戻る方法と、浅野川大橋・主計町方面の乗り場を使う方法があります。乗り場が複数あるので、金沢駅行きの表示を確認して乗りましょう。
夕方以降は周遊バスが終わるため、時間帯によっては一般路線バスやタクシーが頼りになります。
橋場町から金沢駅行きに乗る
ひがし茶屋街に近い橋場町の乗り場から、「金沢駅」と表示されたバスに乗れば駅へ戻れます 。
金沢駅行きは1時間に複数本あります。
周遊バスの右回りで戻る場合は、兼六園・金沢城・21世紀美術館などを経由するため、観光を続けながら駅へ向かえます。
主計町・浅野川大橋方面から戻る
ひがし茶屋街から徒歩数分の主計町茶屋街は、浅野川沿いの風情ある街並み。
こちらを抜けて浅野川大橋方面の乗り場から戻るルートもあります。
帰りは「金沢駅」表示のバスを乗り場で確認。夕方以降は周遊バスが終わるので、路線バスかタクシーに切り替えを。
金沢駅を起点に、ひがし茶屋街以外も半日で回りたい方は、こちらのモデルコースも参考にしてください。
金沢駅から半日観光はできる?車なしで回るおすすめモデルコース
バス以外でひがし茶屋街へ向かう手段

バス以外では、タクシー・車・徒歩の選択肢があります。
荷物が多い、子ども連れ、急いでいる、といった場合はタクシーが快適です。晴れた日は街歩きを兼ねた徒歩もおすすめです。
それぞれの目安をまとめます。
タクシー料金と所要時間
金沢駅からひがし茶屋街までタクシーで約10分、料金の目安は約1,000〜1,500円です 。
金沢駅東口のタクシー乗り場からすぐ乗車でき、雨に濡れる心配がほとんどありません。
荷物が多いときや小さな子ども連れには、ドアtoドアで移動できるタクシーが安心です。
駐車場事情
ひがし茶屋街周辺は道が狭く、専用の大型駐車場はほとんどありません。
橋場町・浅野川大橋付近の有料駐車場を使うのが一般的です 。
土日祝や観光シーズンは満車になりやすいため、公共交通の利用が無難です。
晴れた日の徒歩ルート
晴れていれば、金沢駅からひがし茶屋街まで約2.5km・徒歩30分の道のりも楽しめます。
鼓門を眺め、近江町市場や浅野川沿いを経由すれば、街の雰囲気を味わいながら歩けます。
急ぎ・荷物・子連れ・雨ならタクシー。晴れた日は徒歩で街歩きも気持ちいい距離です。
雨でも楽しめるひがし茶屋街の過ごし方
ひがし茶屋街は屋外の街並みですが、雨の日ならではの魅力があります。
濡れた石畳がしっとりと光り、観光客も比較的少なめで、ゆっくり散策できます。屋内で楽しめるスポットも多く、雨でも充実した時間を過ごせます。
足元の注意点と、雨でも楽しめる場所を紹介します。
屋内で楽しめるスポット
ひがし茶屋街には、雨でも快適に過ごせる屋内スポットが点在しています。
雨の日の屋内めぐり例
- お茶屋建築の見学(1820年建築の「志摩」など、当時のお座敷を公開)
- お茶屋の中の喫茶(「寒村庵」で抹茶と上生菓子をゆっくり)
- 金箔貼り体験や工芸品づくりで自分だけのお土産を
- 和カフェで金箔スイーツや和スイーツを味わう
- 和雑貨店でお土産探し(和紙・金箔小物は軽くて持ち帰りやすい)
濡れた石畳の注意点・貸し傘
石畳は雨で滑りやすくなります。滑りにくい靴を選び、急がず歩くのが安全です。
傘を差すと片手がふさがるため、レインコートを併用するとバランスを取りやすくなります。
ひがし茶屋街周辺には貸し傘を置く店もあります。急な雨でも、近くのカフェやお土産店で相談してみるとよいでしょう。

FAQ(よくある質問)

金沢駅からひがし茶屋街までバスで何分かかりますか?
城下まち金沢周遊バスの右回りで橋場町まで約10分、そこから徒歩約5分です。
合計15分ほどを見ておくと安心です。
何番のりばから乗ればいいですか?
城下まち金沢周遊バスは金沢駅東口の7番のりばが目安です。
JRバスのひがし茶屋街ライナーは4番のりばが目安です。のりば番号は変更されることがあるため、当日の表示で確認してください。
周遊バスは右回りと左回りのどちらに乗ればいいですか?
金沢駅からひがし茶屋街へは右回り(赤い車体)が早く着きます。
左回り(緑の車体)だと遠回りになります。車体の色と係員の案内で確認しましょう。
1日フリー乗車券はいくらで、元は取れますか?
金沢市内1日フリー乗車券は大人800円・子ども400円です 。
1乗車220円換算で、4回以上乗るなら元が取れます。複数の観光地を巡るならお得です。
交通系ICカードは使えますか?
城下まち金沢周遊バスとJRバスでは全国交通系ICカード(Suica・ICOCA等)が使えます。一方、北鉄の一般路線バスでは使えず、北鉄ICカード「ICa」・現金・クレジットカードのタッチ決済のみです。
現金も用意しておくと確実です。
路線バスの整理券を取り忘れたらどうすればいいですか?
慌てず運転手に伝えれば対応してもらえます。
一般路線バスは乗車時に整理券を取る方式です(周遊バスは整理券不要)。降車時に運賃を支払う際、乗った停留所を伝えれば運賃を確認してもらえます。
雨の日でもひがし茶屋街は楽しめますか?
楽しめます。濡れた石畳の風情に加え、お茶屋建築の見学、金箔貼り体験、和カフェなど屋内スポットが充実しています。
観光客が比較的少なく、ゆっくり過ごせるのも雨の日の利点です。石畳は滑りやすいので靴選びには注意してください。
まとめ
金沢駅からひがし茶屋街へは、城下まち金沢周遊バスの右回り(赤い車体・7番のりば)で橋場町まで約10分、徒歩5分が定番ルートです。
雨の日は屋根付きのりばから乗れるバスが快適で、最速ならタクシー約10分という選択肢もあります。
押さえておきたいのは、運賃は片道220円目安・1日フリー乗車券は大人800円で4回以上乗れば得になること、そして北鉄一般路線バスでは全国交通系ICカードが使えないことです。
周遊バスは概ね18時までなので、夜の移動は路線バス・タクシーを前提にしてください。
雨の日でも、しっとり光る石畳や屋内の金箔体験・和カフェで、ひがし茶屋街は十分に楽しめます。天気を気にせず、金沢の風情をゆっくり味わってください。
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